Google apps scriptを使ってTwitterやFacebookなど外部アプリケーションと連携し、自分専用の自動レポートが作れたらとても便利ですよね。
そこでGoogle apps scriptについて独学で少しでも組めるようになりたい!という自分のために、学んだ内容のアウトプットを目的にGoogle apps script入門カテゴリを作成しました。
先ずは
- Google apps scriptとは何?
- Google apps scriptで何が出来るの?
- Excel・VBAやマクロとは違うの?
といった「Google apps script」で何が出来るのか、Excelとの違いなど初めの一歩をご紹介していきます。
Google apps script 入門|何が出来るの?
最初にGoogle apps scriptを使うと何が出来るのでしょうか。
Google apps scriptって何?
Google apps script(=通称GAS)はクラウド上でスクリプトを作成・実行出来るサービスのことを指します。
apps scriptというだけあって言語のベースはjavascriptです。
Google apps scriptって何が出来るの?
Google apps scriptの主な特徴としては以下3つ。
- Googleが提供するサービスと連携できる
- 外部ドメインやアプリケーションと連携出来る
- PCを起動しなくても自動実行が可能
それぞれ説明していきます。
Google apps scriptの特徴3つ
特徴1. Googleが提供するサービスと連携出来る
Google apps scriptはGoogleが提供している開発環境だけあって他のGoogleサービスとの連携が容易です。
例えば以下のようなサービスと連携出来ます。
- Google Calendar (カレンダー)
- Google contact(連絡帳)
- GoogleDocument [icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (ドキュメント)
- GoogleDrive [icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (ドライブ)
- GoogleForm [icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (アンケート)
- Google mail (Gメール)
- GoogleGroup (グループ)
- GoogleLanguages[icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (翻訳)
- GoogleMaps [icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (地図)
- GoogleSite [icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (サイト作成)
- GoogleSpreadsheet [icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (表計算)
- GoogleSlieds[icon name="external-link" class="" unprefixed_class=""] (スライド)


特に普段使っているGoogleカレンダーやGmail、GoogleMapsやスプレッドシートとの連携がオススメです。
関連記事: スプレッドシートとカレンダーを連携してイベントを一括登録する方法
GmailとスプレッドシートをGoogle apps scriptで連携して使うと簡単に自分宛てに決まった時間にデータ送付することも可能です↓
関連記事: スプレッドシートからメール送信!スクリプトで一発解決!
特徴2. 外部ドメインやアプリケーションと連携出来る
Google apps scriptを使うと外部ドメインやアプリケーションと連携ができます。
例えばTwitterやfacebook、LINEなどSNSサービスと連携して使うことが可能です。
個人的に参考にしたリンクを貼っておきます。
ここではSNSの連携やbot作成ばかりを記載していますが、天気予報と連携して当日の天気を自分宛てに送信することも可能です。


特徴3. PCを起動しなくても自動実行が可能
Google apps scriptはGoogleのサーバーにて稼働します。
タイムスケジュールのトリガーを組むことで、PCを起動しなくてもスクリプト処理が実行出来てしまいます。


自動実行処理については「トリガーを追加」することでプルダウン設定で選択でき、
- n分毎
- n時間毎
- n日毎
- n月毎
といったように、かなり細かく設定することが可能です。


以上Google apps scriptについて3つの特徴をお伝えしました。
ここまでくると「もしかしたらExcelのVBAと同じように書けるの?」という疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
そこで実際にVBAをスプレッドシートのスクリプトエディタに記載してみました。