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「スプレッドシートのマクロの使い方」3STEPで簡単に自動化できるよ

2018年5月18日

作業内容を記録・保存したら実際に動かしてみましょう。

スプレッドシートで保存したマクロの動かし方

保存したマクロを動かすには

  1. ツール ➜ マクロへ
  2. マクロを記録メニューへ
  3. 保存したマクロを実行

の順に動作を実行します。

1. 保存したマクロを選択する。

「ツール➜マクロ」へ。

 

「マクロ➜マクロを記録」へ移動すると保存したマクロの一覧が表示されるので、

 

実行したいマクロ名をクリック。

注意!
初めて保存したマクロを実行する場合は下記手順2を踏みます。

2. マクロの実行を承認する

保存したマクロを初めて実行するには、アカウントの承認と紐付けの設定が必要です。

 

「承認が必要」メッセージが表示されるので「続行」をクリック。

 

アカウントの選択画面に移行するので、自分のアカウントをクリック。

 

記録されているマクロがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています。画面に移行するので、「許可」をクリック。

Point!
「許可」クリック直後にマクロが実行され始めます。

3. マクロが実行される

アカウントの紐付けが完了していれば、直ぐにマクロが実行されます。

問題なく実行できましたか?

 

もし上手く実行出来ない場合は

  • ショートカットキーの設定が間違っていないか
  • マクロの管理名が間違っていないか

など設定を見直してみてください。

スプレッドシートのマクロで記録が出来ない作業

ここまでスプレッドシート上の作業をマクロで保存出来るとご紹介してきましたが、全ての作業が保存出来るわけではありません。

 

マクロで記録が出来ない操作もご紹介しておきます。

1. 図形作成

マクロのボタン作成時にお世話になっている図形作成の操作。

 

図形作成の操作はスプレッドシートのマクロでは記録出来ません。

 

というのもExcelではshapesメソッドで図形描画が出来るのですが、、

ActiveSheet.Shapes.AddShape(msoShapeRectangle, 150, 104, 127, 114).Select

 

Google apps scriptには2018年5月18日時点shapesメソッドがありません

 

スプレッドシートの図形描画は結構手間なので、個人的にとても残念なマクロ保存不可の1つです。

 

図形作成の自動化アップデートは乞うご期待ですね。

 

もし図形描画を中心に作業される方はGoogleスライドやdraw ioがオススメです↓

【完全無料】フローチャート作成ツールdraw ioの使い方

2. フォームの作成

アンケート機能を持つフォームの作成もマクロの記録は出来ません。

 

フォームの操作について確認したのは以下3つ。

  1. ツール➜フォームを作成
  2. フォームを開く
  3. フォームを削除する

マクロの記録後にスプレッドシート上から操作してみたのですが、全て記録されておりませんでした。

 

フォームの編集スクリプトもかなりニーズがあると思うので、記録不可なのは残念。

スプレッドシートでアンケート集計!誰でも簡単にキレイなフォームが作成出来るよ♪

3. チェックボックスの作成

スプレッドシートの新機能、チェックボックス。

このチェックボックスの作成もマクロによる記録はされませんでした。

 

ワンクリックでレコード確認が識別が出来るので地味に便利。リリースがマクロ登場とほぼ同時期だったので、記録出来ないとはちょっと意外でした。

4. アドオンの追加&削除

スプレッドシートの機能を拡張することが出来るアドオン。

WordPressでいうとプラグインみたいなものですが、アドオンの追加操作もマクロで記録されませんでした。

 

毎々違うシートに同じアドオンをダウンロードするのも手間なので、自動化出来るとかなり便利なんですけどね。この辺は何か対策があればそのうち記事にしようかと・・

 

オススメのアドオンをご紹介しておきます↓

スプレッドシート・色でフィルターをかけるアドオンSort By Color!

スプレッドシートアドオンのオススメ・Remove Duplicates!

OYAKUN
主にスプレッドシート特有の操作に対しては、マクロで記録が行えない印象です。

スプレッドシート用マクロとExcelマクロの違い(おまけ)

最後におまけ?でスプレッドシート用マクロとExcelマクロの記録の違いについて、超独自目線で纏めました。

作業 Excel Spreadsheet 備考
マクロ名付与 記録開始後に付与 記録完了後に付与  
ショートカットキー設定 Ctrl+任意のkey Shift+Ctrl+任意key  
コード名付与 Sub マクロ名 Function myfunction Spreadsheetは自動付与されない
マクロ開始セル 絶対参照のみ 相対参照可 Spreadsheet任意セルから開始可
マクロの実行 開発タブ➜マクロ➜マクロ名➜実行 ツール➜マクロ➜マクロ名(実行)  

スプレッドシートの「マクロを記録」操作は

  • ショートカットキーコマンドでkeyを3つ使う。
  • マクロ名を付与してもコード名に反映されない。

など一見すると、Excelのマクロの記録より不便なように見えます。

 

しかし!

 

スプレッドシートのマクロの記録では、マクロの開始を相対参照で行うことが出来ます。

 

つまり、任意の位置(セル)から記録したマクロを実行することが可能になるんですね!

 

この辺も別記事でご紹介させていただければなと。

狂喜Google apps scriptの記事をレバレジーズ様にご紹介していただいたお話

まとめ

スプレッドシートでマクロの使い方については、うまく操作出来ましたか?

 

3ステップに(無理やり)まとめますと

  1. スプレッドシートを開く
  2. ツールからマクロへ
  3. マクロを記録をクリック

で直ぐにスプレッドシートの操作を記録することが出来ます。

 

個人的には「Excelマクロの記録」よりも迷わず直感的に操作出来ました。次回はより実践で使えそうな「マクロの記録」についてご紹介させていただきます。

OYAKUN
Google apps scriptが分からなくても自動化が進められるのは、初心者にとってとても嬉しい限りです(泣)

関連:Google apps scriptを無料で機能拡張出来る29個のAPIまとめ

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