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CEILING.PRECISE関数の使い方 - 指定した基準値の最も近い倍数に数値を切り上げる

CEILING.PRECISE(シーリング・プリサイス)関数は、最も近い整数、または指定した基準値の最も近い倍数に数値を切り上げる関数です。数値の正負に関係なく切り上げます。

=CEILING.PRECISE(数値, [基準値])

CEILING.PRECISE

参考:CEILING.PRECISE関数ドキュメントエディタヘルプ

CEILING.PRECISE関数の使い方. 構文

CEILING.PRECISE関数の構文は以下のとおりです。

=CEILING.PRECISE(数値, [基準値])

CEILING.PRECISE関数の構文内訳

引数 説明 注意
数値 最も近い整数、または基準値の最も近い倍数に切り上げる値です。
基準値 数値を丸めて求める倍数の基準となる数値です。基準値の符号は無視されます。 [省略可: デフォルトは 1]

CEILING.PRECISE関数の使い方・実行サンプル

CEILING.PRECISE関数にて以下のとおりに設定したときの結果を求めます。

基準値 CEILING.
PRECISE関数
-15 5 =CEILING.PRECISE(A2,B2)
6 5 =CEILING.PRECISE(A3,B3)
-11.5 0.2 =CEILING.PRECISE(A4,B4)

CEILING.PRECISE関数で算出した結果。

基準値 CEILING.
PRECISE関数
-15 5 -15
6 5 10
-11.5 0.2 -11.4

GIFで↓

CEILING.PRECISE

A列にある値がB列の基準値を参照にCEILING.PRECISE関数によって切り上げられ、基準値の倍数として計算されています。負の数でも同様に切り上げられています。

oyakun
CEILING.PRECISE関数にて、値の「-15」が基準値の「5」によって5の倍数に切り上げられていることが分かりますね。

CEILING.PRECISE関数のサンプル実行結果

画像でCEILING.PRECISEサンプル実行結果を確認↓

CEILING.PRECISE-kekka

CEILING.PRECISE関数 × GASの使い方・サンプル

CEILING.PRECISE関数をGASで利用する際の、かんたんなサンプルを作成してみました。

実装する表のサンプル。

基準値 CEILING.
PRECISE関数

実装するGAS

function CEILINGPRECISE() {
  var ss,sht,val01,val02,val03
  var array0

  ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  sht = ss.getActiveSheet();

  var rng = sht.getRange('A2:C2').activate();
  rng.clearContent();
  sht.getRange(2,1).activate();

  val01 = Browser.inputBox('値を入力してください',Browser.Buttons.OK_CANCEL);
  val02 = Browser.inputBox('基準値を入力してください',Browser.Buttons.OK_CANCEL);

  if(val01 == "cancel"|| val02 =="cancel"){
    Browser.msgBox("処理を中止しました");
    return;
    } else {
    val03 = '=CEILING.PRECISE('+val01+','+val02+')';
      array0 = [
        [val01,val02,val03],
      ];
      sht.getRange(2,1,1,3).setValues(array0);
      sht.getRange(2,3).activate();
    }
}

実行結果をGIFで

CEILING.PRECISE×GAS

oyakun
inputBoxへ値と基準値を入力することで、C列に基準値を元に切り上げとなった値が入力されたのが確認できます。

CEILING.PRECISE関数を使うときの注意点

注意1. 引数に数値以外の値を入力すると#VALUE!エラーを返す

CEILING.PRECISE関数は、引数に数値以外の値を指定すると#VALUE!エラーを返します。

以下にサンプルを記載します。

基準値 CEILING.
PRECISE関数
TEXT 3 #VALUE!

CEILING.PRECISE-error1

oyakun
A2に「TEXT」と数値以外の値を入力したことで、C2のCEILING.PRECISE関数の結果がエラー「#VALUE!」を返していることが分かります。
補足

CEILING.PRECISE関数では値・基準値のどちらでも、数値以外の値を指定することで「#VALUE!」エラーを返します。

注意2. 切り上げられた絶対値は元の値以上となる

CEILING.PRECISE関数では、数値の符号に関係なく切り上げられた値の絶対値は、必ず値以上になります。。また基準値の倍位数が値と等しい場合、数値は値が返されます

以下にサンプルを記載します。

基準値 CEILING.
PRECISE関数
65 12 72
3 3 3

CEILING.PRECISE-error2

oyakun
値より基準値の方が小さい場合、CEILING.PRECISE関数の結果は値以上の数値を返し、値と基準値が等しい場合はCEILING.PRECISE関数の値は等しい値を返します。

注意3. 値・基準値が負のとき結果は0から遠い値に切り上げられる

CEILING.PRECISE関数では数値と基準値の両方・またはどちらかが負の数の場合、CEILING.PRECISE関数の結果は0から遠い数(より小さい数)を返します。

以下にサンプルを記載します。

基準値 CEILING.
PRECISE関数
68 -10 70
-3 3 -3
-5 -1 -5

CEILING.PRECISE-error3

oyakun
値と基準値ともに負の数を指定したとき、CEILING.PRECISE関数は0から遠い値を返していることが分かります。値が正、基準値が負の場合でも同様です。

CEILING.PRECISE関数の使い方. ExcelとGoogleスプレッドシートとの違い

CEILING.PRECISE関数は、ExcelとGoogleスプレッドシートで基本的な使い方に相違はありません

強いて言えば、GoogleのCEILING.PRECISE関数ドキュメントエディタヘルプのみ以下説明が記載されていることでしょう。

負の数値は(ゼロ方向に)切り上げられます。たとえば、-4.3 は -4 に切り上げられます。

引用:Google - CEILING.PRECISE関数

CEILING.PRECISE関数の使い方 まとめ

CEILING.PRECISE関数の使い方でした。 有効に活用するには、

  • 引数に数値以外を指定しない
  • 基準値に小数点以下を記入しない

といった感じですね。

CEILING.MATH関数のモード指定が不要になった関数と言えますね。

oyakun
値に負の数を指定したいとき、CEILING.PRECISE関数より簡単に扱えるCEILING.PRECISE関数は有効ですね。

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OYAKUN

30代半ば♂妻・子3人の5人で日々激戦中。Google app script&VBA初心者が自分の備忘録を兼ねて「スプレッドシート、Excel、WordPress、plugin」の設定等、主にブログやアフィリエイト周辺のtipsを背伸びしながらご紹介しています。

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