Google apps scriptで日付を表示出来たら・・
自動取得したデータの管理にもってこいですよね。

日付表示や取得は他の指示と一緒に使えれば便利そうだね!

知っておいて損はないだろう
というわけで今回はGoogle Apps Scriptで日付を取得する方法についてご紹介いたします。
Google apps scriptで日付を取得してみよう!
先に冒頭のGIFで使用したスクリプトをご紹介します。
Google apps scriptで日付を表示するには、「Dateオブジェクト」と「Utilities.formatDate」メソッドを使います。
- Dateオブジェクトで現在の日付を取得
- Utilities.formatDateで日付の書式を指定
といった手順ですね。
そこから
- メッセージボックスに1を表示
- 指定のセルへ1を表示
とする上記スクリプトを作成しました。

またなんだか難しそうな・・

大丈夫、1つずつ説明しよう
1. Dateオブジェクトで日付を取得する
Dateオブジェクトで現在の日付を取得します。
//Dateオブジェクトで現在の日付けを取得する
var today = new Date(); /*取得した日付けをtodayに代入*/

Dateオブジェクトって何?

日付や時間を扱うことを簡単にしてくれる目的語のことだ

へ〜便利な用語があるんだね
Dateオブジェクト
Dateオブジェクトは日付や時間などを扱うためのメソッドが定義されている。使用することで時間の計算や日付の換算等を簡単に行うことができる。
現在の日付、時刻のオブジェクトを作成
例:today = new Date();
2. Utilities.fomatDateメソッドで日付の書式を指定する
Utilities.formatDateメソッドで表示する日付の書式を設定します。今回は日付けを西暦・月日で表示してみます。
//取得した日付けを西暦月日で表示する
/*西暦月日をformatdateに代入*/
var formatDate = Utilities.formatDate(today(), "JST","yyyy年M月d日");

Utilities.formatDateメソッドの中にある"JST"って何?

"JST"=日本標準時のことだ。メソッドのタイムゾーンを設定する必要があるのだが、Google apps scriptの標準はGMT(グリニッジ標準)であり日本標準と9時間の時差がある。

JSTでタイムゾーン指定しないと現時刻から9時間もずれた時間を取得しちゃうんだね、なるほど・・
formatDate(date, timeZone, format)
Java SE SimpleDateFormatクラスで説明されている仕様に従って、日付の書式を表示します。
名 タイプ 説明 data Date DateStringとしての形式に timeZone String 結果の出力タイムゾーン format String SimpleDateFormat仕様ごとのフォーマット
Logger.logで日付けが取得出来ているか確認
ここまで順調にきたら一度Looger.log
メソッドを追記して日付けが正しく取得出来ているか確認してみましょう。

・・・できた!ログに表示されてるよ!

OK(日付が変わっているな・・)、では取得した日付けをメッセージボックスに表示してみよう。
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