列の中に重複する値がある時「Excel」であれば、条件書式設定で簡単に「重複データに色付けする」設定出来ます。
だけどGoogleスプレッドシートってそれが出来ません。条件書式はあるものの「重複する値」という項目が無いんですよね...
なので「countif」関数を使って重複する値に色付けします。(設定する数式をすぐに確認する↓)

お知らせ
複数の重複セルごとに色を変更する方法を書きました。
スプレッドシートの重複セルに色付けする方法
例えば以下のようなデータがあります。

「大人」「男性」というキーワードが重複してますね。
データが10個位なら目視でやっても良いんですが、これが100個位あったとき
- 重複セルを見つけるのはめんどくさい
- 時間もかかるし
- 精度もイマイチ
ということになりかねません。
そこで、重複データに対して自動で色付けをしてあげれば一件落着というわけです。
STEP1. スプレッドシートのメニュー・バーから「条件付き書式」を選択
スプレッドシートのタブから「表示形式 > 条件付き書式」を選択します。

STEP2. 「セルの書式設定の条件」→「カスタム数式」へ進む
条件付き書式を選択すると、シートの右側に「条件付き書式設定ルール」という表示が出ますので、

その中から「セルの書式設定の条件」メニューを開きます。

一番下の「カスタム数式」を選択します。
STEP3.「countif関数」を仕込む
「値または数式」と、薄いテキスト(灰色)の表記があるボックスが表示されるので

そこに
=COUNTIF(A:A,A:A)>1
参考元:かもめも
と記入します。

追記:条件付き書式の「範囲に適用」の設定を忘れずに!
すみません、忘れていたのんですが「範囲に適用」のボックスに、色付けしたい範囲を選択してください。

ここまで設定すると、シートの表示が以下のように変わります。

重複セルがグリーンに色付けされたのが確認できました↑
重複キーワードにのみ色付けできるのでとっても便利ですね。
もしシート全体で設定するならアドオンで設定する方法もオススメです。
スプレッドシートアドオンのオススメ・Remove Duplicates!
まとめ
上手く重複セルのみに色付けすることが出来ましたか?
適用範囲を変更する場合は、セル範囲を任意セルに設定してください。
A列の重複に色付けする場合
=COUNTIF(A:A,A:A)>1
B列の重複に色付けする場合
=COUNTIF(B:B,B:B)>1

ちなみに、重複セルの値が複数ある場合はこの記事が参考になります↓
参考スプレッドシートで複数ある重複セルごとに色を変更する方法
条件付き書式に複数パターンを設定する方法もオススメです↓
関連記事: スプレッドシート条件付き書式に複数条件を設定する3パターン
スプレッドシートは、OSを問わずGmailアカウントがあればブラウザで利用できる優れた表計算ソフトです。
Excel派の方もぜひ使ってみて下さい(^^)
だけどさ、やっぱりExcel恋しい時も少しあるのよ...
じゃあmac用のExcel買えよって買いました↓