数式って便利なんですが、連続して入力するのって大変ですよね。
でも「arrayformula関数」を使うと始点セルに入力するだけで、他のセルにも一気に反映できます!
今回はそんな作業時間を一気に短縮してくれるスーパー関数「ARRAYFORMULA関数の使い方」について、がっつりご紹介していきます。
Excelには「arrayformula関数」はありません!
スプレッドシートarrayformula関数の使い方!複数セルへ一瞬で反映させよう!
ARRAYFORMULA関数を使うと、本当に数式を入力するスピードが早くなります。
だって1つのセルに入力すれば終わりですからね。
しかも計算処理もされた結果が反映されて、スプレッドシートの表示速度もあがるっていう良いことばっかし。

ほんこれ↑
スプレッドシート・Arrayformula関数の概要
まずはARRAYFORMULA関数の概要から。
arrayformula関数の概要
配列数式から返された値を複数行または複数列に表示したり、非配列関数で配列を使用したりすることができます。
引用元:arrayformula関数
ちょっとわかりづらいんですよね。ざっくり言うと、入力した関数を配列に表示出来ますよ〜という意味です。
この辺は「arrayformula関数」を実際に使ってみると体感してもらえるハズ\(^o^)/
arrayformula関数の構文
実際に使う前に「arrayformula関数の構文」について説明しておきます。
arrayformula関数
=ARRAYFORMULA(配列数式)

配列数式
1つの範囲か、1つのセル範囲または同じサイズの複数範囲を使用する数式か、1つのセルより大きい結果を返す関数を指定。
ちょっと意味が分かりづらいのですが、「1つのセルではなく必ず複数セル範囲を選択して下さい」という解釈でOKかと。
また、ARRAYFORMULA関数で数式を作成・入力すると隣接するセルに自動的に展開されます。これが便利!
この辺りも実際に使ってもらえれば何となく分かってきます。
セルに「=」を入力した後、下記コマンドで
- windowsなら「ctrl+shift+Enter」
- macなら「command+shift+Enter」
一発で「ARRAYFORMULA関数」を入力できます。
ただ「=ARRAYFORMULA」って入力するのはかなり大変なので、ショートカットキーで入力するのをオススメします。

この関数だけショートカットキーが割り当てられてるのを見ると、Google先生はARRAYFORMULA関数を積極的に勸めているのを感じ取れます。
では「ARRAYFORMULA関数」を使ってみましょう。